「犬の車椅子」
バンクーバー五輪はじまりました。また寝不足になるかなー。
昨日健康についてコメントしましたので、延長で実家に居るコーギー犬の事について。
彼は今年1月で8歳かな?もしかしたら9歳?です。
元気なやんちゃな犬でした、それが昨年3月20日に突然下半身が動かなくなったのです。
病名は「脊髄梗塞」人間にも有りますけど、短足胴長の種類の犬つまりコーギーやダックス
とかに多いヘルニアと同じくらい発病件数の多い病気だそうです。
そして運悪く昨年3月20日は連休に重なっていたと記憶しています。そう、夜間緊急受付
病院はあるもののオペは週明けしか不可能でした。
脊髄梗塞の場合は対応が早いほど回復率がアップするそうです。それが3日間オペが
出来ない状態だったのです。その後のオペは成功したものの、ドクターには回復は
無理かもしれない。と言われた現状だったのです。
1週間で退院後は両親が大変だったようです。まず排泄が自力で出来ないんです。
下腹部を人間が押したりしてあげないと・・・・無理だったのです。
1日最低3回、1回に1時間かけて継続したとの事でした。
彼は彼でつい先日までは元気に走り回っていたのに、自由が効かない足?人間なら
理由は理解できたとしても、果たして彼はどんな気持ちだったのでしょうか?
かなりイライラして親父の手に噛み付いたことも、私が実家に帰った時も2度ほど
噛み付きました。
ドクターからは、「車椅子とかで前足だけでも歩く習慣を身につけないと、歩けなく
なりますよ」と言われていたので、WEBで探しまくりました。病院からも紹介されました
けど、値段も高額だし両親二人が彼を車椅子に乗せる負担が軽いのが第一条件だったから
です。そして探し当てたのが、画像の車椅子です。
とても親切な製作者さんでした。ご自分の愛犬がヘルニアで歩けなくなり、納得いく車椅子が
見つからなかったのとご自分でオリジナルで作成したのがきっかけで、同じ事で悩んで
居る飼い主ペットの為に販売に至ったとの事でした。
オペから1ヶ月少し、凄く神経質的な今まで見たことが無い違和感な彼の表情が、この車椅子に
乗せたことで本来の表情に戻った事、そして自分の腕(前足)で歩く姿を見たときは、
両親と涙したのを今でも忘れる事は出来ません。
それから約半年後の昨年10月頃突然親父から電話があり、「彼が車椅子無しで歩いているだよー」
と叫んでいるんですよ。私も翌日急いで実家に戻りました。良く見れば後ろ足は両方とも足首を
返す事は不可能、そして右足は全体が動くものの左足は右足の動きにつられて動くような・・・
そんな雰囲気だったのす。でも、でも車椅子無しで自分の両足で立っているんです。
腕(前足)で前進する動きに起用にも後ろ足が連動しているんですよ。それからは車椅子に
乗せても動こうともせず、車椅子を外すと動くと言う状況でした。
もう車椅子の役割は終わった、と言う事だったんですね。
私は両親の努力、父親は毎日30分以上マッサージを欠かさなかったらしいです。そしてこの
親切はフィットした車椅子に巡り会えたことが今の「奇跡に近い状態にある」と思います。
本当に健康の有り難さ、大切さを学んだ1年だったなー。そしてもし同じような事で悩んで
居るペット、飼い主さんが車椅子をお探しならご連絡ください。
本当に必要な方には連絡先をインフォメーションしたいと思いますので。